「ヨガ」とは?
- MIRA
- 8月11日
- 読了時間: 3分
今年に入ってこれが 2 度目のブログになる。最初は 1 月 14 日で、タイトルが「ホルトヨガとは?」だった。 今回もタイトルは同じようだが・・・実は、ホルトヨガの親であったノサラヨガの創立者、 ドン・ステイプルトン博士の言葉を、私なりにホルトナイズ(化)してみたかった。
動機は、先月 7 月 26 日から今月 8 月 12 日頃まで続く獅子座のゲートが開くと、宇宙根源 からのエネルギーが 8 日あたりの満月を介して強く差し込むはずだと知っていたから。
ドン先生は、彼の師匠からブラーマナンド(大宇宙の器のヨギ)と呼ばれていたが、その名 に相当する大きな器の人で、彼のヨガはいつも完全なバランスを呈し、存在はいつも全体像 を欠かしていなかった。つまり、彼の存在そのものが完全なヨガであった。
ドン先生のライフ・パートナーであるアンバ先生が、2016 年 6 月 22 日付で F.B.に挙げた 文章は、ドン先生の著書「セルフ・アウェークニング・ヨガ」の一節に載っている。
ヨガは、しばしば西洋においては「今 (の自分) を改善する」ための技法として紹介され る。からだが見事な動きをする、気持ちは浄土を体験する、集中力と達成感が増強されるこ とを約束するかたちで (ヨガ) は往々にして今の自分を否定し、今よりもっと完全なからだ、 もっと強い心と豊かな感情のコントロールを目的として、一般人の平凡な暮らしを超えた 夢のようなライフスタイルを強く願望する方向へ人々を導いていこうとする。
しかし、そのようなヨガの技法を手に入れても、また、ヨガの指導者という権威を獲得し たとしても、そのヨガ技法は私たちが願望する平和と融合が己の内側には無く、外にあると 仮定するので、私たちは生来与えられている唯一無二の己の知恵から切り離されてしまう。
私たちのからだに既に宿っている己の知恵にゆったりと浸かり、落ち着いていると自然 に浮かび上がってくる自己覚醒への道を辿るために、私たちは独立独歩の人生路を歩むこ とになるが、それは決して私たちの外へ通ずる道ではない。
唯一無二の自分に敬意を払い、生来与えられている正真正銘の想像力が霊魂を介して自 然と流れ出て来るためには、霊魂の解放と積極的な活動を促す何かが必要となる。
それは、単に誕生から今に至るまで永遠とつづくプラーナの働きに氣づき、感動を覚えた ら、その感動が深いところで認識されるだけで良いのだ。
「セルフ・アウェークニング・ヨガ」の体験は、多次元の存在である自分の全体像が、「今」 という現実に完全に活かされているときの、この上もなく心地良い感覚を示唆しています。 大切なことは、プラーナの働きに注目するために、呼吸をボディータイムにスローダウンさ せること、すると、プラーナの流れもその波動に共振してくるので、からだが無理なく動き だします。それはこの上もなく心地よい至福の感覚で、からだには自然治癒力が働いていま す。