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Yes, I Can!

しばらくまたブログをお休みしていた理由は、閃いたことを直ぐに文字に出来なかったからです。 私は朝方に書きたいことが聞こえたりするので (とは言っても、聴覚に入るのとはちょっと 違いますが・・・) 直ぐに文字に起こせたら良いですが、布団の中でグズグズしているといつの間にか記憶から遠のいてしまいます! また、メモっておいて、後から文字に起こそう としても、時間が経つと気持ちが冷めてしまっていることが多いのです。


今日のテーマ「Yes, I Can!」は「ハイ、出来ますよ~!」という意味です。

英語としては難しい表現ではありませんが、実は内容的にとても大切なメッセージが隠されているのです。「Yes, I Can!」は大抵、誰かが「Can you・・・? (これこれが出来ますか~?) 」と質問してきたとき の答えです。ところが、聞いている方が「これこれをしてもらえますか~?」と尋ねられ たと思ったら、そこに大きな違いがあるのです。 ここで誤解されては困りますが、私は英会話を教えたいのではありません。 英語と日本語、或いは個人の主張が優先する西洋と、集団の主張が優先しがちな東洋 (ここ では日本) の違いをお知らせしたいと思ったのです。


英語が得意な方は「Would you please ・・・」で始まる質問のし方を思い出してみてくださ い。それは、相手の気持ちを汲んで「どうぞよろしくお願いしますね~」という尋ね方です。 そこには「やれるかやれないか」ではなく、「やりたいかやりたくないか」の選択肢が含ま れていますが、前記の「Can you ・・・?」にはその選択肢がありません。つまり、相手の 気持ちを考慮するというより、むしろ「やれるかやれないかの能力」を尋ねているのです。

言い換えると、とても直接的で直線的な質問のし方です。 そろそろ結論に入りますね。でないと、ここまで読み進んで来られた方の期待に応えられな いどころか、落胆させてしまいますから。

私が皆さんにお伝えしたいことは、「Yes, I Can!」の表現が如何に大きなパワーを与えるか です。もちろんその表現を使う度にパワーが与えられるのです。何処から? 誰が与えるの? と思うかもしれませんね。英語圏ではない日本の人には英語が苦手と言う気持ちは当然か もしれませんが、「イェス、アイ、キャン!」の発声/発音より、むしろ、それを自分の内側 に向かって躊躇せずに真っ直ぐ届けようとする直線的な意志の力が効果を与えるのです。

例えば、朝の洗面のときに、鏡に映る自分に向かって「Yes, I Can!」、日中の仕事場でも心 の中で「Yes, I Can!」、帰宅して就寝の前に、再び鏡の自分に向かって「Yes, I Can!」、 そして、大切なのは「何がやれるか」ではなく「何事も大丈夫!」という気持ちを届ける ことです。

(写真:尚子先生がクリパルアシュラムで弟子入り儀式の時に、グルから頂いたもの) 

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