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A.I. vs A.I.「Artificial Intelligence versus Authentic Intelligence」

今月沖縄から東京へ移動した日、空港から自宅まで乗った電車の中で私は「人間の頭脳がデ ジタル化してきている!」と感じた。すると、あぁ~!これが「A.I. vs A.I.」の意味だった のか・・・と以前夢の中に現れた表題を思い出した。 そのときは単に人間の知力は本物で、ロボットの知力は人工的だというだけのことだった が、その日の感じは違っていた。まるで自分が異次元に降り立ったかのようだった。 毎月沖縄~東京間を行き来しているが、今回ほどそれを強烈に感じたことはなかった。

何を?「人間の頭脳がデジタル化している。せっかく唯一無二の自分で生まれてきたはずな のに、それを忘れてロボット化している」という危機感だ。 現代人の頭脳内には電算機が入ってしまっている。 人間もロボットも知力を使って問題解決をするが、両者の知力の違いは、人間は意識してい るから問題を解決すると喜んだり自慢に思ったりする。 一方、ロボットは意識していないから問題解決をしても特に喜んだり、自慢に思うことはな いので、人間が感情に左右されて心を悩ますことはあっても、ロボットにはそれがない。 だから、ロボットの方がストレスには強いはずだ。 また、人の話を聞くことも感情にまかれないので上手にできる。 ただ、忘れてならないのは彼らには意識が無いから正真正銘の聞き役を担っているかどう かは分からない。ただ、頭脳がデジタル化している人間のカウンセリングを受けるのとあま り変わらないかもしれない。

私は 50 年ほど続けているヨガのお陰で、唯一無二の自分を生きていると自負している。 言い換えると、「個性的でちょっと不思議な人」を生きていると思っている。 ヨガは自分の唯一無二の能力を十分に活かして人生を全うすることを説くが、それには自 分の特徴を損得や是非を付けずに日常のなかで静観することが必要だ。 しかし、ロボットではないので、思考や感情にまかれて静観するのは簡単ではない。 それに付随してもう一件お話ししなければならない。 私は沖縄に居るときは時間があると海へ行ってヤドカリと遊ぶ。 ヤドカリを英語で「Hermit Crab」というが、「Hermit」は「隠遁者」を意味する。 沖縄のジャングルには「ヤシガニ」がいるが、色かたちは違っても同じ「Hermit Crab」だ。 ヤシガニの方が大きくなるし、黒ずんだ紫色をしているので、存在感が勝る。 先月、私が沖縄へ戻った日に自宅の玄関先に巨大なヤシガニが迎えに出てきた。 「あなたは唯一無二の自分を十分に生きているが、もっと独立独歩で行きましょ~」とでも 言っているかのように大きな目でウィンクし、長い触角を振ってくれた。 あの巨大なからだでどうやって玄関先のサイドテーブルまでよじ登れたのかが未だ疑問だ。


(写真:自宅の玄関先に来た巨大なヤシガニ)


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