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今日も浜へ行って沖縄最後の日を楽しもう! 昼間はあまりにも太陽が強く照るので、大抵は夕方の 5 時頃から出かけていた。 湿度が高かったので恐らく通り雨が降るだろうと予想していたのに、 何故か今日は傘を持たずに出かけた。 いつものように暫く砂の上を歩いてから、ある所まで来ると少し身体を動かす。 浜へ着いたときは未だ雲間から薄っすらと太陽が顔を出していたので、 手を振って「ありがと~」の挨拶をした。 最近は一日中晴れの日はほとんど無く、必ず通り雨が降るから、太陽が出たときは 必ず挨拶することにしていた。

しばらくすると、遠くの方で雷が鳴りだしていた。 そろそろ帰る用意をした方が良いな~と思っていると、内側から「みそぎを受けよ~!」 と誘う声が聞こえてきた。 ぽつぽつと雨が落ちてきたとき、「木陰に入って瞑想するのも良いな~」と思う自分も いたが、私の心は「みそぎ」にフォーカスしていた。 雨足がどんどん強くなって来ても歩き続けていると、見慣れた色の車が目の前に現れた。 ダンさんが迎えに来てくれたのだ! 「有難い!」と一瞬思ったが、しかしまたアマノジャクの心が顔をだした。 「今日はみそぎを受けに行ったので、このまま歩いて帰るわ」と言って断ると、 優しいダンさんは「はい!」と言って、そのまま車を走らせた。 とうとう家までずぶぬれになって歩いて帰ったが、気持ちはスッキリしていた。

21 日の夏至以来、確実に私の中で何かが始まっていた。 特に、身体が大きく変わることは GW 明けに足の指を捻挫したときに知らされていた。 以来、未だ完治していない足の指を労わりながら平素の生活を続けていたが、 夏至の頃から、その予感が更に強く振動し始めてきている。 今日の禊は、それを決定づける大切な儀式だったように思う。




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