昨晩遅く沖縄へ戻ってきて、久しぶりに夕焼け空を見ながら帰宅した。 赤、橙、黄金色のタペストリーを一面に拡げた光景に、言葉も出ない感動を覚えた。 ふと思ったのは、明日から沖縄はお盆だから、ご先祖さまの御霊が旅立ちの用意をしている。 特に夕焼け空が綺麗な日は、沢山の御霊が故郷の虚空へ旅立つと聞いたことがあった。 つまり、御霊が地球と虚空(宇宙)を行き来するときに夕焼けが出る。 今朝の沖縄は青空に入道雲が広がる夏日を迎えているが、無事に地球の子孫に出迎えられ てほーっとしている証かもしれない。
沖縄伝統の言葉で、お盆の初日はウンケー(お迎え)、明日はナカビー(中の日)、明後日は ウークイ(お送り)と言い、三日間つづくそうだ。 その中日に、私は沖縄セカイムラの仲間たちと「宇宙の勉強会」の初回を祝うことになった。 中日だからと言って気抜けしないようしっかりとお役目を担わなければと思っている。
私にとって「宇宙」は決して不可思議な存在ではない。 ヨガを実践しているから、私たち人間が多次元に存在して生きていることを実感している。 あなたが二階建ての家に住んでいて、もし寝室が二階にあったらそこは昼間はあまり行か ない場所だと思う。また、風呂場が一階にあって、就寝前に風呂に入って心身を清め、着替 えたら後は休むだけのために二階へ上がる、としたら、あなたはその間に、三次元の物質界 から四次元、五次元の精神/宇宙界へ移行している。その説明では納得できないという人は、 今晩にでも試してみたら面白いと思う。あなたが日中に寝具を取り替えようと二階へ上が ることはあっても、夜になって就寝のために上がるときと気持ちが違うということに気づ いて欲しい。
実は、不可思議と思える宇宙の現実と日常の慣れた現実とは繋がっているとい うことだ。前者では五感が使えないだけで、しかし宇宙は実際に存在する世界なのだ。 言い訳ではないが、私のセカイムラでの「宇宙の勉強会」は決して「宇宙スペシャリスト」 を対象に難しい話をする集まりではない。それは、地球という私たち人間の生活場をより良 く理解するためには、その親である宇宙の現実に目を向けることが必要だから集まるのだ。 きっとお盆の中日だから、ご先祖さまもたくさん出席して下さるような気がしている。 その結果は、また後日のブログでお知らせしますね。
(写真: 恩納村 名嘉真荘からの夕焼け空)
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