「三角関係」と聞くと、何故か「難しい関係」を想像し勝ちだが、生物学上では「有利な関 係」と取れるので面白い。 しかも、その三角関係は、私たち全員が個々に日常の中で体験している現象だと知ったら、 あなたは驚くかもしれない。 これからお話しすることは、私たちの身体の中で起こっている現象についてだから、気づか ないでいることも多いが、もしそれが自分の健康に直接関係していると知ったら、あなたは だまって無視することは出来るだろうか? 特にそれが、あなたの体内に存在する微生物と関連していると知ったなら・・
私たちは、普通に健康でバランスが良好なときは、生物学上の「有利な三角関係」を体験し ている。 その三角は、(1)身体、(2)体内の微生物、(3)その人の魂で形成され、その三角関係 では、その人の魂が健康状態を決定する鍵を握っている。 そのとき、他の二角点を形成する身体と微生物は、その魂の意志を反映する。 その三角関係では、魂と身体は良好なパートナーシップを結んでいると言えるし、その パートナーシップに微生物が加わると、実に身体と魂の関係は一層強化され、安定してくる。 そうなると、その三角関係はバランスが整っているだけでなく、その人は良好な健康状態を 維持していると言える。言い換えると、その人の抗体は良好に機能しているのだ。 一方、私たちが重傷や重病を患っているときは、生物学上の「不利な三角関係」を体験する。 そのときの三角は、(1)身体、(2)体内の微生物、(3)重症又は重病で形成され、その 人の魂に替わって、病気や症状が慢性化を選択する決定権を握ってしまう。 そのような三角形では、魂と身体は良好なパートナーシップを結ぶことができないばかり か、逆に病気や症状をサポートする関係を結ぶことになるので、その人の抗体は不利な機能 を余儀なくされる。 例えば、人が悪性の腫瘍(ガン)を患った場合は、その人の身体は魂との関係において正常 なパートナーシップを保てなくなり、身体(1)はガン症状(3)が選択する環境に従う。 そうなると、体内に存在する微生物(2)も自動的にそのガンを助成する身体の環境に沿っ て変化し、もはやその人の身体は微生物にとっても不利な環境ではなくなってしまう。 つまり、微生物は環境の変化に沿って変化する耐性化の能力を発揮して、ガンを患っている 身体の環境と「良好な関係」を結んでしまうのだ。その結果、ガンを助成する三角関係が整 うと、(1)身体、(2)体内の微生物と(3)ガン症状との間に生存可能なバランス状態が 成立し、もはや身体と魂は正常なパートナーシップを維持することが出来ない。実に、その ようなパートナーシップはガン症状によって三角関係の外にはみ出し、単独に存在することを余儀なくされる。
冒頭に書いたように、身体と魂の健康なパートナーシップは、一定の決められた環境におい て自然に起こる現象だが、それは、その特定された環境内の三つの個別な動力又は要素が結 合することで実現する。その、同じ環境内のある動力又は要素が他の二つの動力又は要素と 結合し、三角関係を結ぶときは、個々の三角点が更に強い力や均衡を獲得する。 つまり、生物学上の「有利な三角関係」は、強いエネルギーの三辺で結ばれた三角点が形成 されることで存在可能となる。 まるで、それは「三人寄れば文殊の知恵」を身体の知恵に置き換えて知らされた感じがする。
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