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あ~はっ!

2022 年 12 月 4 日のブログのタイトルは「It takes the time it takes!」でした。 そのときは「物事は時間をかけて表面化する」と解釈しましたが、今回は「・・・だから、 慌てずに落ち着いて待つこと」の大切さを体験させられました。 多くのホルト生はご存じですが、「It takes the time it takes!」はコスタリカ在住のドン先生 の言葉です。実は、26 日の夜にそのドン先生とアンバ先生とスカイプすることになってい ましたが、ドン先生は 4~5 年前より体調を崩されていて、昨晩のスカイプに姿を現したの はアンバ先生お一人でした。しかし、前日の 25 日にアンバ先生から感動的なビデオが届き ました。アンバ先生にリードされてダンスしているドン先生の姿が写っていました。涙がで るほど嬉しかったので、それをスカイプでお伝えしたかったのです。


翌朝、沖縄宅の庭に咲くハイビスカスの花を摘んでダンさんが戻ってくると、「バラの新芽 が出ていたよ~!」とうれしそうに言いました。そのバラは昨年 6 月に金沢の家の庭から 持ってきた 3 本の内の 1 本でした。他の 2 本は残念ながら沖縄の暑い日差しに耐えきれず 枯れてしまったのですが、1 本だけは生き抜いてくれました。その新芽を見たとき、浮かん できた言葉が「It takes the time it takes! (すべてのことは時間をかけて実現化する)」でし た。 ドン先生の「セルフ・アウェークニングヨガ」は、実にそのことをからだを通して体験させ てくれます。赤ん坊が 10~12 か月かかって立ち上がるように、重力と呼吸を使ってからだ を本来の動きにもどすヨガ技法は、自然界の動・植・鉱物はすべて先天的バランスに基づい て生きていることを再確認させます。私たち人間は自由意志を授かったお陰でからだの知 恵(先天的バランス性)に逆らっても動かせるのですが・・・もしバラの木がそうしようと したら新芽が出るどころか、枯れ木になってしまうでしょう。 そのバラはもともと福井県勝山市に私、主人とオーナーの K さんが自然の知恵から学んで 作ったバラ園から金沢の家へ持ってきたものでした。そのバラは日本のハマナス系のバラ で、沖縄の強い日差しに耐える遺伝子を授かっていません! しかし、およそ 9 ヶ月間かけ て新芽を出すまでに生き抜いてこられたということは・・・新しい遺伝子を備えることに成 功したのかもしれません!


今回のブログのタイトル「あ~はっ!」は、実はヨガスートラ(ヨガ経典)の一文目「ヨガ は今にはじまる」の意味を含んでいます。誕生して今日まで生きてきた人生の年月は実は 「今」という瞬間に帰するのです。私たちは「あ~はっ!」という言葉が出るような瞬間に 自然の知恵と繋がっていることを気づかせてもらっています。 「活き活きと生きるための最高の先生は自然の知恵であり、私たちは再度その先生の生徒 になって生きることをしなければならない」というのが今回のメッセージです。ホルト(ホ リスティック・ヘルス・ライフ・トレーニング)ヨガはからだの知恵を日常生活に応用して 生きることを推奨しています。



(写真:今朝、庭で見つけたバラの新芽)

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