ヨガは、私たち人間が「クロマニョン(新人)」から「ホモサピエンス」へ進化した頃のこ とを思い出させるプロセスかもしれない。昨年の大晦日に書いたブログ「Who Am I(私は 誰か?)」の続きとして読んでいただけると嬉しい。 さて、クロマニョン人とホモサピエンスの肉体構造にはさほど大きな違いは見られない。 しかし、脳の特に前頭葉に驚くほどの違いが見られるそうだ。それは二足歩行に慣れてきて、 頭頂を天空へ向ける時間が伸びたからかもしれない。ヨガ的に言うと、第三の目(松果体) を光へ向けることで脳の発達が促進されてきたのだ。それを、遺伝子の関連から説いてみる と、私たちの先祖のホモサピエンスが誕生したときは、魂と肉体がドッキングするときに相 当の工夫が必要だった。言い換えると、宇宙からの介在があっただろう。当然のように、宇 宙意識を三次元の物質(肉体)意識へ繋ぐためには、遺伝子構造に工夫が必要だった。実に 私たちの遺伝子は元々12 本の 2 重螺旋構造で作られているが、三次元の肉体にドッキング するときに、その内の 10 本を引き抜かなければならなかったのだ。だから、天才と言われ るアインシュタインやレオナルドダヴィンチでさえも脳のキャパの 1/4 程度しか活性化で きなかった。 ここで、時代の背景を考えてみよう。 クロマニョン人の時代は未だ自然界/地球が若くて力に満ち溢れていた。そして、ホモサピ エンスが台頭してくると、自然や地球の力を借りてドンドン繁栄し続けてきたが、そろそろ 二者間の力のバランスに狂いが生じてきた。言い換えると、ホモサピエンスの進化はフォル ム(物質)を中心とし、自然界/地球の進化はバランスを中心としているから、相互関係に ずれが出てきた。思い出して欲しい!「遺伝子 12 本の 10 本が引き抜かれている」という ことを。つまり宇宙意識を反映している自然界/地球と共鳴しようとしてもなかなか上手く 行かないのだ。 そこで、2018 年頃にやっと宇宙の源から進化の新しいパターンが降ろされた。令和、即ち コロナの時代だ。ややもすると暗闇のトンネルに入ったかのように思えるかもしれないが、 既にトンネルの先の灯が見え始めている人が増えてきた。大切なのは、上昇する前の落ち込 みや健康のためのデトックスを体験したときに、不動の強い精神を保ち、氣の流れを止めな いことだ。例えば、声をだして歌う、呼吸に合わせて手足をぶらぶらさせる、少し寒くても 日が差していたら、外気に当たるなどをして、現状を変えることをする。実に、落ち込んで いるときの「氣」と楽しいときの「氣」は同じエネルギーだ。しかし、落ち込んでいるとき はからだも動きにくいので、氣は淀みやすい。一方、楽しいときの氣はすいすい流れている。 その違いの原因は、その人が2D の眼鏡をかけるか、或いは3D を選ぶかに依存する。3D をかけたときは同じ現実も活き活きと写り、すべてが細部まで見通せるので、気持ちが落ち 着いてくる。実は、去年の冬至辺りからアーサナを取ると自分のからだの骨格が動く様子が 見えるようになった。これも3D で見るようになった結果かもしれない!?
(写真:元旦の6:48、6:58、7:26に撮ったもの)
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