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空中ブランコ

今朝起きて直ぐに感じたことを言葉にしたら「宙ぶらりん」だった。 何かが大きく変わるようで未だそれを待っている感じがした。 人生の中で大きな決断をするときは、今まで捕まえていた空中ブランコの手を離さなけれ ば新しいブランコに飛び移ることはできない。 急に大それたテーマに変換した感じだが、それは違う。


例えば、あなたは今日は日曜日だから仕事が休みだし、今日一日をどう過ごそうか、と考え るかもしれない。 「やらなければならないノルマ」をこなすと決めている人は、その決断をちょっと横に置い て、「ふーっ」と一息ついたらついでに肩の力も抜いて、その「ノルマ」は本当に自分を 喜ばせるかどうかを自問してみて欲しい。 そのとき、心臓の辺りに優しく手を置いてその手で自分の胸を暖めるようにイメージして みて欲しい。感情が湧いてきても、しばらくはその状態でいて欲しい。そうして「本当の自 分の気持ち」と十分向き合えたと思ったら、ゆっくりと胸の手を放してみよう。 そのときのあなたは、今まで捕まえていたブランコの手を離した状態で、まだ不安も感じ ているはずだが、きっと素直な気持ちになっているから正直な応えが返ってくるだろう。


慌てることなく日常の流れに乗って動いていると、必ず新しいブランコは現れてくる。 あなたが読みだした新聞の記事、観ているテレビ番組、電話で話している会話、或いは日常 茶飯事の動きを通してインスピレーションは生まれてくるはずだ。ただ、それだけのことだ と思ってしまうと、大したことではないが、実はそれが大きな転換機となる。なぜなら、今 まで自分が慣れ親しんできた「仕事が休みの日にはノルマをこなす」という「固定観念」を 捨てて、「今ここ」の瞬間に生きようと決めたからだ。


最後に大切なのは、そのインスピレーションを行動に移すということ。 そして、無理なくやれる行動を、結果が出るまでやり続けることだ。 今朝、沖縄は五日ぶりに太陽が顔を出した! さあ!今日は自分が喜ぶことを沢山しよう!!


(写真:奄美大島)



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