今朝がた夢の中で久しぶりに恐怖心を味わった。 昨晩の夕食がいつもよりニンニクをたっぷり使った料理だったからかもしれない。 私はニンニクが苦手だ。 父がニンニクにアレルギー症状を持っていたので、小さいころはあまりニンニクを 食べさせてもらっていなかった。 外国に住むようになって、ニンニクを避けることが難しくなると、身体は自然に抗体をつく ったのかもしれないが、昨晩はいつもより少し多めに食べた。
ところで、ニンニクが精神に与える影響は毒出し、つまりデトックスだと言われている。 ただし、毒出しのときには恐怖心が湧くことも多いと聞いている。 先日の夏至で大量のエネルギーを充電していただいたから、その結果のデトックスだと直 感したが、充電の効果は精神状態に依存する。 つまり、器である精神状態が整っていなければ、せっかくのエネルギーも流失してしまう。 夢の内容は、私に更なる変化を促し、慣れた生活習慣から抜け出すよう訴えているかのよう だった。 自分ではさほど執着していないと思っていた親子関係や夫婦関係、そして自分への こだわりが夢の中で演じられるのを観て、私は少なからず驚いた。 人は生まれてくる時も独り、死ぬときも独りだと思って執着を解放して行っていると思っ ていたが・・・実はまだまだ独りになることを怖れていることに気づかされた。 目覚めた時は、それが夢の中で起きたことだったと分かってほ~っとした。 ニンニクのお陰で精神的にデトックスできたから、肉体の硬さも変わってくるだろう。 今日の夕方に観た空はまるで夢の中の恐怖を映し出しているかのようだった。 しかし、うっすらと顔を見せた太陽の光はその恐怖心を和らげてくれたので安心した。
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