今年に入って 5 回目のブログです。去年は毎日のように書いていました。何が違うのか? と内観すると・・・今年の 2 月に沖縄スタジオをオープンさせたから、という応えが浮いて きました。 そう、今年に入って毎月のように東京~沖縄間を行き来しています。そのお陰で徐々に沖縄 にもヨガ仲間が増えてきました。実に、昨日は先月初めて沖縄 EM リゾートの朝ヨガでお 会いしたMさんとAさんが東京赤坂のスタジオへレッスンに来てくださいました。 また、今年は沖縄でも何回か合宿をしました。特に 9 月の秋分合宿では「真義館武術空手」 の指導者をゲストにお迎えして「ホルトヨガ」とコラボレーションしました。そして、8 月 24 日のブログで詳しくお知らせしたとおり、帰国してから約 30 年住みついた 金沢の家を引っ越したことは今だにまだ信じられない大きな変化でした。
さて、今回のブログのタイトルはコスタリカ在住のヨガ先輩であるドン・ステイプルトン博 士が良く使うフレーズで、私は「じっくり時間をかけて物事は表面化する」と解釈します。 今朝起きがけのことですが、いつものように布団のなかでからだがゆるやかに動いている のを感じていました。すると「ストーン!」と何か頭の中で抜ける感覚がありました。そし てイメージが沸いてきたのです。それは、プラスティックのスプーンでした。 それは、昨日赤坂スタジオの引き出しを片付けていたときに目に入ったスプーンでしたが、 よーく見ると先の部分が割れているのに気づきました。何度も使っていたと思われるスプ ーンなのに、何故今までその割れ目に気づけなかったのだろうか、と不思議に思いました。 すると、その瞬間「そうか~」「It takes the time it takes」だ!そして、布団の中で私の右腰 がゆっくりと外へ開き始めたのです。 実は、私のからだは生来左右がとても違っていて、特に右腰は内側へ、左腰は外側へ入る癖 がありました。生来だと信じているからか、何をしても無理だろうと思ってあるがままに動 かして来ましたが、今朝はその考えが打ち破られたかのようでした。 それを裏付ける心の在り方を打ち明けなければなりません。と言うのも、からだと心は一つ だからです。 実は今朝がた来年の合宿計画を頭の中で考えていて一つの大きな計画が浮かび上がってい ました。自分の本性が動いているのを感じ取ったとき、いつもの躊躇は無く、即に担当のM 氏へ LINE メッセージを送り、また即、M氏から朗報が戻ってきたのです! 日本全国飛び回っているM氏から即返答が来るということ自体が全くもって信じがたい有 難いことなのです! 私の右腰の歯止めが緩んだのです。つまり、これまで気づかずに自分を抑えていたブロック が外れた瞬間でした。 今、立ち上がって右腰の動きを確かめてみるといつもとは全く違った軽さで動いています。
75 年~ほぼ 76 年間抱えていた重荷を降ろせた開放感を味わっています。
(写真:スプーン、先月16:30過ぎにEMスタジオのテラスから写した沖縄の太陽)
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